2011年、8月27日。

 

無事石巻市荻浜へ、たくさんの方々の想いが詰まったピンクのフォークリフトを届けてきました。 

 

mutsu cafeむつの主人、ボランティアグループねこの手代表の岡崎が代表し、

石巻市荻浜漁業組合区長様へお渡ししました。

 

主人が届けてきましたが、

本当に沢山の方々の気持ちを乗せた、ピンクのフォークリフト。

 

トラックで新潟から届いた4トンフォークリフト。

現地の荻浜に降り立ち、エンジンを大きな音で響かせ稼動した時は、

感無量だったそうです。

 

 

 

本当に支援してくださった、ご賛同頂いた方々に、

この姿を見て欲しかった・・・・。

 

 

区長さんも、漁師の方々も涙ぐんでおられたそうです。

 

コマツリフト新潟の担当の方も、本当ならば現地に行きたかったと言ってくださったそうです。

 

 

 

 

荻浜は50世帯住んでいた地域ですが、殆ど壊滅状態。

津波の被害がまだまだ残る、瓦礫と海と雑草の景色に、

ピンクのフォークリフトは鮮やかに、力強く降り立ちました。

 

 

 

子供達のイラスト、メッセージ、

漁師の皆さんは一つ一つじっと読んで下さったそうです。

 

「元気が出ます」と。

 

 

 

 

そして、何もお返しが出来ないけど、

きっと牡蠣の養殖を復活します。

そして皆さん食べに来て下さい。

 

それくらいしかお礼が出来ません。

 

 

 

とおっしゃって下さいました。

 

 

 

 

贈呈式が終わったのが3時前後、

主人も、荻浜の漁師さんも、ボランティアの先輩も昼食を食べるのも忘れていたそうです。

 

 

 

 

 

 

芦屋に戻ってすぐ、石巻災害布告協議会の黒澤さんからメールを頂きました。

 

「今日も元気に荻浜でピンクのフォークリフトが走り回っていました。」

 

本当にこのような素晴らしい形でご報告出来るのも、

ご支援ご賛同下さった皆様、そして、フォークリフトを贈るまでご協力下さった各関係機関の皆様のお陰です。

心より御礼申し上げます。

 

 

第2次のフォークリフトの賛同して下さるお声も頂いています。

いつ実現出来るか、今の地点ではわかりませんが、細く長く、支援を続けていきたい。

そう思っております。

 

 

 

本当に皆様、ありがとうございました。

   

                                        mutsu cafe  岡崎睦美

 

 写真をクリックすると、大きな画像で出ます。

         ↓

アルバム 2011.8.27. ピンクフォークリフトを石巻市荻浜へ

 現地にいらっしゃった漁師の皆様、同行してくださった石巻市災害復興支援協議会の皆様

海に入って瓦礫撤去ボランティア作業をされていらっしゃった、海技大学の皆様が、

フォークリフトボディに直接メッセージを書き込んでくださいました。

 

私達のメッセージシールと、直接書き込みのメッセージが、

フォークリフトを更に温かい、気持ちが詰まった形にしてくれました。